「心理臨床の基礎」の小野けい子先生はユングのことを話すときは話がうまくなる気がする。
「心理臨床の基礎」の授業は小野けい子先生という、
大変上品な雰囲気で話す先生が担当している。
この先生はテキストの内容とほぼ同じ内容を話すのだが、
なんとなく、ユングに関連する話をしているときのほうが、
話が面白い気がする。
小野けい子先生の話は、頭にスーッと入っていくときと、
なかなか理解できない時があり、これが先生の話の仕方によるのか、
私自身の精神的コンディションによるのか、まだ自分でもはっきりしない。
小野けい子先生のいいところは授業の個性が強くないため、
おそらく苦手という人は少ないのではないかと思う。
基礎的な概論授業なので、個性の少ない先生が担当されているのは
良いことだと思う。