放送大学で勉強中

放送大学で頑張って勉強する日記です。

2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

心理統計法 第8回 "対応のある"2つの変量の相関関係(1)

心理統計法は、大澤先生が記述統計と確率を教えて、 その後、推測統計は池田先生が担当していたのだが、 この8回目から再び大澤先生が相関関係について担当する。 個人的に大澤先生のファンなので、 話を聞いていると、なんとなくわかった気になる。 相関の…

精神分析とユング心理学 第7回 精神分析的治療論

クライアントとセラピストが面接するにあたって、 時間や場所、カウンセリング方法などを意図的に設定することについて。 状況に応じてどのような方法を取るのかを考えたうえ、 契約をして本格的な面接を行う。 個人療法を行うのか、集団療法を行うのか 家族…

心理臨床の基礎 第8回 臨床心理アセスメント2

今回は、精神科病院に勤めている臨床心理士の先生と、 法務省東京矯正管区の少年鑑別所で働いている先生が ゲストとして出ている。 精神科では、ロールシャッハ、SCT、 描画テスト、質問紙などを組み合わせることが多い。 主に医師からの指示で、診断の補…

心理カウンセリング序説 第7回「読み」と「問いかけ」「語りかけ」

前回の続き Aさんの話の間が非常に開くのだが、この話の間を セラピストがついつい話しかけて埋めてしまうことについて、 何かしっくりいかないことに気づいた。 これはなんでも話の間を埋めてしまう母親とAさんの関係性の再現だろうと 考えたが、同じよう…

心理臨床の基礎 第7回 臨床心理アセスメント

今回は小川俊樹先生が担当している。 主にこどもに対する対応をされている臨床心理士の先生2名が ゲストとして参加する形式になっている。 児童相談所で仕事をしている先生によると 療育手帳の発行を検討する場合は、 田中・ビネー知能検査を使って知能の判…

精神分析とユング心理学 第6回 症状をめぐる精神分析的”力動”の理解

今回は面白い回で、森さち子先生が、 テキストを書いてあることとほぼ同じことを話しているという 珍しい回だった。 ほぼ同じことを話している中で、あえてテキストには書いていないが、 森さち子先生が、重要な点として説明した内容に、 もしクライアントが…

心理カウンセリング序説 第6回セラピストの「読み」

今回の森さち子先生も実際の自分の体験事例を語っている。 前回より今回の例のほうが、なかなか興味深く、 参考になりやすいと思う。 ここではAさんとBさんの例を挙げている。 Aさんは高校生で、カウンセリングの当初は普通に話していたが、 回数を重ねて…

【読書感想】カウンセリングの実際問題 河合隼雄著

河合隼雄の本は何冊か読んだことがあったのだが、 この本は本当に素晴らしいと思う。 放送大学でもほかのカウンセリングの本でも、 カウンセリングの基本的な形式、ルール、原則などが 書いてあるのだが、この本で書かれているのは、 実際のカウンセリングで…

心理臨床の基礎 第6回心理臨床の基礎理論4―深層心理学理論―

主任講師の小野けい子先生による授業が再び復活した。 この回の小野けい子先生はいつもと違って教科書には載っていない アンナ・Oの症例やユングが経験した症例について話したりして、 今までと違う感じがする。 小野けい子先生の無意識がビシビシ伝わってき…

精神分析とユング心理学 第5回 精神分析の本質―対象喪失

この回は森さち子先生が担当している。 この森さち子先生は、以前から教科書の内容と実際に放送授業で話していることが、 あまり一致してないのだが、この第5回は教科書の内容と、 放送授業で話していることが全然違う。(矛盾しているの意味ではない。) 森…

心理臨床の基礎 第5回 心理臨床の基礎理論3―学習理論・認知理論―

今回はひたすら暗記の回。認知行動療法の基礎理論を覚える回。 古典的条件付け 無条件刺激 条件刺激 無条件反応 条件反応 反射 中性刺激 強化 接近の法則 般化 分化 弁別 消去 自発的回復 2次の条件付け 高次条件付け ワトソン 拮抗条件付け オペラント条件…

【読書感想】アル中病棟―失踪日記2 吾妻ひでお著

漫画家の吾妻ひでお氏がアルコール依存症のため 精神病院で入院治療を受けた時の体験記漫画。 この本の魅力は、何度も入退院を繰り返すアルコール依存症患者の 懲りない面々のエピソードを楽しむ点にあると思うが、 そのエピソードについては、この本をご購…