放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~卒業を目指した単位の取り方
続きです。
試験に合格して単位を取っていくのですが、
卒業には124単位が必要となります。
取り方が細かく決まっており、
放送授業で94単位
面接授業・オンライン授業で20単位
残りの10単位はどちらでもよいことになっています。
編入学ではなく通常の全科履修生であれば、4年は最低かかります。
4年間で卒業するには、ざっと計算すると、
半年間に、放送授業を5科目から、6科目合格し、
面接授業・オンライン授業を、2つから3つ取るペースになります。
個人的見解ですが、これは仕事を持つ社会人にとってはハードなペースだと思います。
かなり柔軟な働き方ができる方、および、仕事を持ってない方の場合、
それほど難しくはないかもしれません。
とはいえど、生活していれば様々なトラブルもあり、
自分自身の体調などの変化もあります。
面接授業や試験の予定日に、突然外せない用事ができた場合など、
不測の事態もあります。
放送大学に行っていると、面接授業や、試験日に予定されている定員の
大体7割から8割程度しか出席されていないため、
それらの方々は、さまざまな事情で途中で放棄されたのでしょう。
そういった点を踏えて、放送大学を4年で卒業してというのは、
簡単ではないと思います。
実際のところ、10年かけてゆっくり卒業を目指す方のほうが、
多いと思います。
また、授業の形態だけでなく、
外国語の単位が2単位は必須になっていますし、
基盤科目や専門科目など内容によって、単位数が指定されています。
卒業のためには、取りたくない科目をとることも発生します。