精神分析とユング心理学 第5回 精神分析の本質―対象喪失
この回は森さち子先生が担当している。
この森さち子先生は、以前から教科書の内容と実際に放送授業で話していることが、
あまり一致してないのだが、この第5回は教科書の内容と、
放送授業で話していることが全然違う。(矛盾しているの意味ではない。)
森さち子先生は、理屈よりもどちらかというと
実際の臨床例を具体的に挙げて説明することが多く、
非常にわかりやすいので、授業自体はよいとおもう。
しかし、教科書に書いてある事例と、放送授業で語られている、
事例が全く違う内容なのだ。
たぶん、教科書は、だれが読んでも教科書らしいように、
心理学の世界ではよく知られた臨床例を取り上げて、
放送授業では、自分の経験を主体にした実例を話したいのだろうなと思う。