放送大学で勉強中

放送大学で頑張って勉強する日記です。

フロイトの発達段階

一般的な心理学の教科書にフロイトの性的発達論というのが書いてあって、

幼児期の発達段階を以下のように表現している。

 

口唇期

肛門期

男根期/エディプス期

潜伏期

性器期

 

精神分析ユング心理学」の授業の中で、担当の森さち子先生が、

最初にフロイトの性的発達論を大学で習ったときに、

直接的な表現に戸惑ったというようなことを

授業で言っているのだが、まあ、普通の18ぐらいの女性が、

こんな直接的な表現で幼児発達を習ったら

普通びっくりするだろうなと思う。

 

当方はすでに30代の経産婦のため、初めてこの記述に接しても、

あまり驚かなかったのだが、これは私の息子のおかげである。

おむつ替えのたびに、おちんちんについた汚れをふくわけだが、

そのたびにキャッキャと喜んでいるのか、くすぐったいのか、

よくわからないが反応し、時々おちんちんを引っ張ったりしている

姿を見ると、性的な興味があるのかどうかは厳密にはわからないが、

フロイトが幼児の性的発達論をこのように考えたのも、

「なんとなくわかる」と感じるのだ。

 

すくなくとも、幼児を直接的に観察していると、

まるで性的なものに興味を持っているように感じる点は、

否めないのだ。

 

大学というのは多くの場合18歳から20代前半程度までの

人が行くところなので、このような幼児の発達については、

実践的な経験の前に、教科書的に知識を勉強することになる。

きっと、「なんだかよくわからないけど、教科書に書いてあるから、

テストに出るかもしれないから覚えておこう」というぐらいに、

なってしまうだろうし、その点は仕方ないのだろうとおもう。

 

年を取ると若いときほどエネルギッシュではないし、

記憶力も落ちているのかもしれないけれど、

教科書に書いてあることも、経験に基づいて、

わりとすっと納得して理解できるところもあるんだなとおもう。

年を取ってからの勉強もそれほど悪くないなとおもう。