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放送大学で勉強中

放送大学で頑張って勉強する日記です。

【読書感想】サイコパス 中野信子著

本屋で目立つところに置いていたので、 気軽に手に取ってみた。非常に読みやすい文章であるので、 ひまつぶしに読んでみるのに最適な難易度である。 もともとサイコパスとは、連続殺人犯などの 反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念ではあ…

【読書感想】精神分析の名著 ―フロイトから土井健郎まで 立木康介編著

精神分析の名著について、それぞれ簡単な解説をつけて紹介している いわゆるアンチョコ本。 しかし、精神分析の世界について、その歴史を概観できるので、 なかなかよいとおもう。 取り上げられているのは、S・フロイト、クライン、A・フロイト、 ビオン、…

【読書感想】生涯発達の心理学 高橋恵子・波多野 誼余夫著

非常に気になる著者の「波多野 誼余夫」の読み方は、 「はたの・ぎよお」らしい。 この本は、発達とは以前は20歳ぐらいまでを対象として 考えられてきたが、現在では生涯発達するという考えが、 さまざまな調査で明らかになったというような話。 歳をとると…

【読書感想】 権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 なだいなだ著

以前よりかなりの名著と絶賛されていたので、 一度読もうと思っていた本で、今回図書館で借りてきた。 結論をいうと、まさに名著である。 この本は、精神科医のなだいなだ氏が、権威と権力について、 高校生と対話するという形式で書かれている。 したがって…

【読書感想】 依存症 信田さよ子著

依存症というタイトルだが、ほぼアルコール依存症について書いてある本。 アルコール依存という問題の複雑さについて、 書いてあるのだが、個人的にはもう少しすっきりまとめてほしかった感がある。 おそらくこの本で最も重要な部分は、 長年の試行錯誤から…

【読書感想】 ひきこもりはなぜ「治る」のか? 精神分析的アプローチ 斎藤環著

ひきこもりの問題の第一人者といえる斎藤環氏による 精神分析についての解説書。 タイトルからすると、引きこもりで悩んでいる当事者や その家族のためのアドバイスブックと思ってしまうかもしれないが、 そのような本ではない。 これはどちらかというと、精…

【読書感想】自己肯定感って、なんやろう? 高垣忠一郎著

大人に向けて書かれた絵本。 本の半分が、個性の強い版画となっている。 最近、「自己肯定感」という単語が割と頻繁に web上で見かけるようになってきているが、 この「自己肯定感」というキーワードを、 説明するのではなく、語り掛けるように表現した一冊…

【読書感想】 ちーちゃんはちょっと足りない 阿部 共実著

この本は、絶対に体調が悪いときや、最近よくないことにあって 落ち込み気味などの時に読んではならない。 なぜなら、かなりネガティブな感情をむき出しに描いている作品だから。 表紙のポップな感じの明るいデザインとはまるで対照的な作品だ。 ちーちゃん…

【読書感想】逢沢りく  ほしよりこ著

主人公の逢沢りくのパパはアパレル会社の社長、 ママは元キャリアウーマンの完璧な専業主婦。 その一人娘のりくは、中学2年生。 ほかの同級生たちから「特別」とおもわれており、 そしてりく自身も自分を「特別」と思っていた。 りくは、悲しくもないのに、…

【読書感想】境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ―家族、友人、パートナーのための実践的アドバイス

非常にタイトルの長い本。 弁証法的行動療法のマーシャ・リネハン博士の同僚である シャーリ・マニング博士による境界性パーソナリティ障害を持つ人の 家族、友人、パートナー向けのアドバイス本。 つまりこの本は専門家向けではなく、境界性パーソナリティ…

【読書感想】 カウンセラーは何を見ているか 信田さよ子著

なかなか印象的な表紙なので気になって購入した一冊。 著者は心理相談室を独立で開業しているベテラン臨床心理士だ。 この表紙を見て 「きっとセクシーカリスマカウンセラーのスーパーテクニックが、 書いてあるに違いない。」 と予想した方には、まったく残…

【読書感想】カウンセリングの実際問題 河合隼雄著

河合隼雄の本は何冊か読んだことがあったのだが、 この本は本当に素晴らしいと思う。 放送大学でもほかのカウンセリングの本でも、 カウンセリングの基本的な形式、ルール、原則などが 書いてあるのだが、この本で書かれているのは、 実際のカウンセリングで…

【読書感想】アル中病棟―失踪日記2 吾妻ひでお著

漫画家の吾妻ひでお氏がアルコール依存症のため 精神病院で入院治療を受けた時の体験記漫画。 この本の魅力は、何度も入退院を繰り返すアルコール依存症患者の 懲りない面々のエピソードを楽しむ点にあると思うが、 そのエピソードについては、この本をご購…

【読書感想】続 直感でわかる数学 畑村洋一郎著

「直観でわかる数学」の続編であるのが「続 直観でわかる数学」だ。 なぜか前作の「直観でわかる数学」よりも「続 直観わかる数学」のほうが 圧倒的難易度が低いが、おそらく前作では、おもったよりも「わからない」という ご意見が多かったため、難易度を下…

【読書感想】IQってホントは何なんだ?知能をめぐる神話と真実 村上宣寛著

数年前に流行ったの疑問形のタイトルの本なので、入門的な本なのかなと思うと、 ぜんぜんそうではないたぶん中級者向けの本。 IQとはなんなのかという点よりもむしろ、100年間の知能テストの 歴史をまとめた本といったほうが適切かもしれない。 著者としては…

【読書感想】プロカウンセラーの共感の技術 杉原保史著

カウンセリング業界でいうところの「共感」は、 一般的な日常語の「共感」とは異なるものなのだという話の本。 この本では「共感」について以下のように書いている。 共感は、個人の境界線を越えてあなたと私の間に響きあう心の現象、つまり、「人と人とが関…