放送大学で勉強中

放送大学で頑張って勉強する日記です。

心理学の教科書に載っている人物年表を作った

心理学の教科書によく出てくる人の イメージを記憶するために、人物年表を作ってみました。 生年と没年はWikipediaから拾ってきたデータのため 間違いがあったらごめんなさい。 人物の選択基準は特になく、適当に選んでみました。 臨床心理学系の人、精神科…

【コラム】バンデューラ先生ありがとう。子供は観察から学習する。

私の子供は、1歳児クラスから保育園に通っている。 今まで、1歳児の時、2歳児の時と2回ほど保育園のお遊戯会に参加している。 1歳児のころは、舞台に上がったが、何をどうすればいいのか わからなかったのか、舞台の隅のほうで、ぼーっとしており。 ほとんど…

放送大学の成績が出ました。

2016年2学期の成績が発表されました。 今回受講した授業はすべて合格でした。 最も難しかった統計学もしっかり合格できました。 よかったです。 実は最も成績が悪かったのは 今日のメンタルヘルスの授業で、 テストは割と手ごたえがあった気がしていたのです…

【読書感想】サイコパス 中野信子著

本屋で目立つところに置いていたので、 気軽に手に取ってみた。非常に読みやすい文章であるので、 ひまつぶしに読んでみるのに最適な難易度である。 もともとサイコパスとは、連続殺人犯などの 反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念ではあ…

人が何らかの能力を獲得する過程―幼児の行動観察から

心理学を勉強すると絶対出てくる内容として エリクソンの発達課題とか、キューブラー・ロスの死の受容のプロセスなどがある。 このように何かの過程を階段のように順序立てて 説明するということが心理学の世界ではよく行われている。 もちろんこれは、一つ…

放送大学の試験が終了しました。

今日で放送大学の試験が終了しました。 今回は5つの科目での試験でした。 認知心理学 今日のメンタルヘルス 中高年の心理臨床 心理臨床と身体の病 統計学 実は、今学期はほとんど授業の内容を このブログにも書いていませんでした。 その理由は、放送大学の…

今日のメンタルヘルス 第11回 精神疾患(2)- 脳の機能変調と精神疾患

今日のメンタルヘルスの第11回は、 統合失調症とうつ病(躁うつ病)の授業だった。 一般的な病気の症状や、治療法についての概要を 説明する授業だが、本当にこの授業はわかりやすい。 この授業の統合失調症の陽性症状の説明で、 幻覚、幻聴、体感幻覚、妄想…

心理臨床と身体の病 第2回 がんと心理臨床1−がん医療の歴史とサイコオンコロジー

今年度から始まった新しい授業「心理臨床と身体の病」の第2回目。 一般的に心理臨床といえば、精神科領域での心理的ケアが 中心となってくるが、この授業では、精神科領域ではなく、 身体の病(がん・HIV・周産期医療)の患者にたいして、 心理的なケアをす…

【読書感想】 野の医者は笑う 心の治療とは何か? 東畑開人著

最近話題の本のため、購入してみた。 著者は、京都大学大学院を出た臨床心理士で、 沖縄の精神病院で勤務していた人物だ。(現在転職済み) 著者が精神病院でカウンセリングを担当していたクライエントが、 ある日全く来なくなり、気になったので電話をして…

認知心理学 第1回 認知心理学のプロフィール

「認知心理学」の授業は、近年の認知行動療法への 評価の高まりを考えると、きちんと学んでおきたいと思って選択した。 認知心理学はテキストの厚みが違う。 ほかの科目の1.5倍ぐらいページがあるのではないか。 第一回目だけの感想にはなるが、これはとって…

今日のメンタルヘルス 第1回 メンタルヘルスとは何だろうか

メンタルヘルスについての授業。 この授業は厳密的に言うと心理学の講義ではなく、 どちらかというと福祉・看護系の授業になる。 この「今日のメンタルヘルス」は、 「認知行動療法」の授業と同じで、 先生が一方的に話すのではなく、 生徒役の人と、対話し…

今後の放送大学の受講予定

さて、平成28年1学期も終わり、今度は平成28年2学期がやってきます。 私は、選科履修生のため、本来今学期で学籍を離れることになるのですが、 思い切って、来学期から全科履修生として継続入学することを決めました。 すでに通学生の4年制大学は卒業済みの…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~実際の勉強法

続きです。 実際の勉強法です。 放送大学の勉強法は、人によってそれぞれですが、 個人的には、こまめに放送授業を聞くことが一番いいと思います。 WEB上で放送授業はストリーミング配信されていますので、 授業は1回40分ぐらいなのですが、実際には40分連続…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~放送大学に興味はあるが卒業する気はない人へ

続きです。 放送大学に興味はあるが、大学を卒業する気はなく、 ちょっと面白そうな授業だけ取ってみたい人へのアドバイスです。 放送大学には全科履修生だけではなく、 科目履修生、選科履修生という方法で入学することができます。 科目履修生は、半年だけ…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~放送大学の平均年齢

続きです。 放送大学は基本的に、自主的に勉強する仕組みですが、 面接授業や、単位認定試験でほかの方々を見渡すと、 傾向的には、年配の方が多いように感じます。 20代の方は非常に少なく、30代で若い感じです。 40代から50代がもっともおおく、60代も珍し…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~実際の授業の選択の仕方

続きです 放送大学は、入学試験がないので、 高校卒業資格がある方は、願書だけでほぼ入学できます。 実際に放送大学に入学を申し込もうとすると、 早速、授業の選択が必要になります。 まず、授業科目一覧で、興味のある科目を カラーマーカーで多めにチェ…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~学費等について

続きです。 学費についてです。 放送大学は、一般の通学制の大学に比べて、 かなり安い費用で大卒資格を得ることができます。 しかし、当然無料ではないため、お金がかかります。 放送大学にかかるお金は以下のようなものがあります。 入学料(入学時のみ) …

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~卒業を目指した単位の取り方

続きです。 試験に合格して単位を取っていくのですが、 卒業には124単位が必要となります。 取り方が細かく決まっており、 放送授業で94単位 面接授業・オンライン授業で20単位 残りの10単位はどちらでもよいことになっています。 編入学ではなく通常の全科…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~放送授業と面接授業

続きです。 放送大学の授業は大きく分けると3つ。 放送授業、面接授業、オンライン授業があります。 放送授業は、テレビ科目と、ラジオ科目に分かれます。 テレビ科目は、映像で配信される授業、 ラジオ科目は、音声のみで配信される授業です。 授業によって…

放送大学で勉強してみようと思う方へのアドバイス~基本的な仕組み

放送大学に1年通ってみましたので、それを踏まえて、 今後、放送大学で勉強してみようかなと思っている人向けの アドバイス集をまとめておきます。 ぜひご参考にされてください。 放送大学は、正規の通信制大学です。 大学に行きたかったけどお金がなくて行…

平成28年1学期終了

しばらく放送大学についての記事を書かずにいましたが、 今学期も無事に終了したため、結果報告を書きます。 今回は放送授業3つを受講しました。 人格心理学 思春期・青年期の心理臨床 心理臨床のイメージ 面接授業については、1つ受講しました。 結果として…

【読書感想】精神分析の名著 ―フロイトから土井健郎まで 立木康介編著

精神分析の名著について、それぞれ簡単な解説をつけて紹介している いわゆるアンチョコ本。 しかし、精神分析の世界について、その歴史を概観できるので、 なかなかよいとおもう。 取り上げられているのは、S・フロイト、クライン、A・フロイト、 ビオン、…

【読書感想】生涯発達の心理学 高橋恵子・波多野 誼余夫著

非常に気になる著者の「波多野 誼余夫」の読み方は、 「はたの・ぎよお」らしい。 この本は、発達とは以前は20歳ぐらいまでを対象として 考えられてきたが、現在では生涯発達するという考えが、 さまざまな調査で明らかになったというような話。 歳をとると…

【読書感想】 権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 なだいなだ著

以前よりかなりの名著と絶賛されていたので、 一度読もうと思っていた本で、今回図書館で借りてきた。 結論をいうと、まさに名著である。 この本は、精神科医のなだいなだ氏が、権威と権力について、 高校生と対話するという形式で書かれている。 したがって…

心理臨床とイメージ 第6回 MSSM法

心理臨床とイメージではすでになんどか登場している山中康裕先生考案の MSSM法の回。 Mutual Scribble story Making Methodの略がMSSM法となる。 日本語に訳すと「交互ぐるぐる描き投影・物語統合法」となるのだが、 日本語に訳すと長い。 MSSM…

心理臨床とイメージ 第5回 箱庭療法

小野けい子先生の最も得意な分野でもある箱庭療法の回。 箱庭療法の創始者でもあるカルフ女史の自宅に取材に行って、 その子息であるマーティン・カルフ氏のインタービューもあり、 前回にもゲストで出た山中康裕氏が、箱庭療法が日本に普及した裏話なども …

思春期・青年期の心理臨床 第3回 青年期をいかに過ごすか-大人になるということ-

引き続き、かなりつらい授業。 ほぼ書き言葉をよんでいるので、 本当に頭に入らない。 また、この先生の意見や自分の経験に基づく話がほぼなく、 ほかの先生の意見を紹介することが中心となっているため、 話がどうしても伝聞のような内容となっている。 話…

【コラム】深く考えさせられた小学生男子の事情

先日、2歳の息子を連れて、近所の公園に行った。 まだ2歳なので、話し始めたばかりで、 挨拶もまだ十分にできない、知らない人と会話も難しい歳だ。 当初いつもの通り、一人で遊んでいたのだが、 しばらくすると、小学生男子4人組がやってきた。 息子の乗っ…

心理臨床とイメージ 第4回 風景構成法

風景構成法の回。 風景構成法とは、日本人の中井久夫氏が、 河合隼雄氏の講演を聞いて、箱庭療法を知り、 それに着想を得て開発した、絵で描く箱庭療法だ。 この風景構成法では、紙にサインペンを用意して、 指定された順番で10個のアイテムを描いてもらい、…

思春期・青年期の心理臨床 第2回 思春期を生きる子どもたち

西村喜文先生による授業。 思春期の親離れの問題について主に説明している。 割と難しい言葉をガンガン使って、どんどんハイペースで説明していく 授業スタイルのため、なかなか聞いて頭に入れるのが大変。 思春期には再接近期の様相を示して、依存と反発の…